タイトル | イネ科バイオマス資源作物における土壌からの放射性セシウムの移行 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2011~2011 |
研究担当者 |
小林 真 安藤象太郎 松波寿弥 我有 満 |
発行年度 | 2011 |
要約 | 放射性降下物が沈着した圃場でバイオマス資源作物を不耕起栽培し、収穫物の放射能を測定したところ、供試したイネ科6草種・17品種の植物生重当たりで算出した移行係数は、0.022~0.083である。 |
キーワード | 資源作物、セシウム、バイオマス、放射性降下物 |
背景・ねらい | 放射性降下物による土壌汚染が生じた地域では、食用作物や飼料作物生産の再開に先立ってバイオマス資源作物を栽培することで農業生産の早期再開を行うことも選択肢の一つである。しかし、バイオマス資源作物では実用栽培に関する知見が少なく、収穫物における放射性物質含有量に関する情報がない。畜産草地研究所那須研究拠点では、東京電力福島第一原子力発電所事故によって栃木県北部の中では高い空間線量率が観測されているので、事故当年における基礎的情報として、拠点内試験圃場においてバイオマス資源作物を栽培し、セシウム-134(134Cs)及びセシウム-137(137Cs)による放射能と移行係数を調査する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2011/220a0_10_03.html |
カテゴリ | 乾燥 栽培技術 飼料作物 施肥 ひまわり 品種 不耕起栽培 |