タイトル | 異なる通気条件下での牛ふん尿スラリー中環境負荷物質および細菌群集の動態 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2006~2011 |
研究担当者 |
花島 大 福本泰之 安田知子 鈴木一好 前田高輝 森岡理紀 |
発行年度 | 2011 |
要約 | 牛ふん尿スラリーの通気処理では、通気量が高いほど低級脂肪酸および大腸菌数の低減化に必要な時間を短くすることができる。処理過程において低級脂肪酸など有機物の分解が活発な時期には、バチルス目細菌群の著しい優占化が認められる。 |
キーワード | 牛ふん尿スラリー、通気量、大腸菌、低級脂肪酸、細菌群集 |
背景・ねらい | 地域における有機質資源の有効利用の必要性が叫ばれる一方で、家畜ふん尿から発生する悪臭物質や病原性微生物の残存などの環境負荷が問題となっている。家畜ふん尿スラリーの通気処理は悪臭低減に効果的があり、その適正通気量は1~5m3-air/m3-slurry/hと報告されている。しかしその上限と下限の間には5倍の開きがあり、通気量の違いは環境負荷物質の推移や細菌群集の動態に大きな影響を及ぼすと考えられる。そこで本研究では、牛ふん尿スラリーを1、3、5m3-air/m3-slurry/h(順に低、中、高通気)に相当する通気量で処理した場合の、各々の条件下における悪臭物質および糞便汚染指標微生物である大腸菌数の推移と環境負荷低減に寄与していると考えられる細菌群集の動態を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/harc/2011/220d0_10_07.html |
カテゴリ | ICT 環境負荷低減 |