タイトル | 高断熱資材はパイプハウスの保温性能向上に有効である |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 2010~2011 |
研究担当者 |
川嶋浩樹 長崎裕司 林真紀夫 古市崇雄 松崎朝浩 直木武之介 宮内樹代史 |
発行年度 | 2011 |
要約 | 布団状の被覆資材(高断熱資材)は、国内で使用されている従来の保温用被覆資材と比較して断熱性が極めて大きい。高断熱資材の利用によりパイプハウスにおける暖房燃料使用量を40%以上削減でき、パイプハウスの保温性能向上に有効である。 |
キーワード | 断熱性、被覆資材、熱貫流率、省エネルギー、パイプハウス |
背景・ねらい | わが国の施設園芸における暖房は石油に依存しており、省エネ・脱石油対策が極めて重要である。暖房燃料使用量の削減を図るためには、パイプハウスの保温性能向上により暖房負荷を抑制することが基本であり、高い断熱性を有する被覆資材の利用が有効である。中国のいわゆる‘日光温室’の外面被覆や、韓国の一般温室の保温カーテン資材として使われるようになっている布団状の被覆資材(以下、高断熱資材という)は、断熱性が高いと考えられ、今後わが国での利用される可能性がある。一方、従来の被覆資材の断熱性評価は、屋外に建てられた温室を用いて測定された熱貫流率を比較するものであり、温室形状や気象条件が同一条件で相互比較することが困難であったが、熱貫流率測定装置が開発されたことにより、大気放射環境を模した同一条件下において被覆資材の断熱性の比較が可能になった。そこで、断熱性能評価を行うための基準測定条件を設定するとともに、従来利用されている被覆資材より高い断熱性を有すると考えられる高断熱資材の断熱性を評価する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/warc/2011/141c0_10_03.html |
カテゴリ | 施設園芸 省エネ・低コスト化 |