タイトル | ニホンナシとチュウゴクナシの栽培品種は遺伝的に極めて近縁である |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2006~2012 |
研究担当者 |
池谷祐幸 間瀬誠子 山本俊哉 佐藤義彦 片山寛則 植松千代美 |
発行年度 | 2012 |
要約 | ニホンナシとチュウゴクナシの栽培品種の間の遺伝的多様性は、野生個体群の持つ遺伝的多様性よりも遙かに小さいので、これらのナシは遺伝的に極めて近縁である。 |
キーワード | ニホンナシ、チュウゴクナシ、栽培品種の分類、集団遺伝学 |
背景・ねらい | 東アジア地域で果樹として栽培されるナシ属植物は、作物名としてはニホンナシとチュウゴクナシに区分され、生物学的種としてはPyrus pyrifolia、P. bretschneideri、及びP. ussuriensisに区分されている。しかし、栽培品種の分類は形態や農業形質などの表現型が多様で連続するため、個々の品種を特定の種に区分することは困難である。そこで、集団遺伝学手法で遺伝的多様性を解析して品種間の類縁関係を推定し、これを基にして集団間の相対的な遺伝的距離や遺伝的多様性の程度を考慮することにより、東アジアのナシ属栽培植物を分類することを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2012/142a0_02_02.html |
カテゴリ | 遺伝資源 品種 |