タイトル | 成熟期ブドウ果粒への低温と光の同時処理は相乗的に果皮の着色を促進する |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2009~2012 |
研究担当者 |
東 暁史 薬師寺博 児下佳子 小林省藏 |
発行年度 | 2012 |
要約 | ブドウ果皮のアントシアニン含量は、低温と光の同時処理により相乗的に高くなる。また、アントシアニン合成関連遺伝子群の発現は温度と光に対して異なる反応を示すが、VlMYBA1-3およびF3'5'Hの遺伝子発現量とアントシアニン含量との間に相関がある。 |
キーワード | アントシアニン、温度、光、ブドウ |
背景・ねらい | ブドウ果皮の着色(アントシアニン合成)には、果実成熟期の温度や光など、複数の環境要因が関与することが知られているが、これらの相互関係について解析された例は少ない。そこで、ブドウ培養果粒を用いて、温度と光を組合せた処理がアントシアニンの蓄積に及ぼす影響を明らかにする。また、温度や光を利用したブドウの着色不良対策技術の開発に向けて基礎的知見を蓄積するため、温度と光を組合せた処理がアントシアニン合成関連遺伝子群の発現に及ぼす影響を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2012/142b0_03_08.html |
カテゴリ | 光条件 ぶどう |