タイトル | イチジク株枯病抵抗性をもつイチジクとイヌビワの種間交雑体の獲得 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2011~2012 |
研究担当者 |
薬師寺博 森田剛成 軸丸祥太 池上秀利 東 暁史 児下佳子 |
発行年度 | 2012 |
要約 | イチジク花のうにイヌビワの花粉を受粉することによって、交雑種子を多数獲得できる。種子の発芽率は高いが、生存率は数%である。種間交雑体は、イチジク株枯病に対してイヌビワと同程度の強い抵抗性をもつ。 |
キーワード | イチジク、イヌビワ、イチジク株枯病、抵抗性、種間雑種 |
背景・ねらい | イチジク(Ficus carica L.)は近年生産地が増加傾向にある樹種であるが、各産地でイチジク株枯病が発生し問題になっている。本病が発病すると葉が萎凋して最終的に枯死する。本病は主に土壌伝染し、発生園地に新植した苗木が数年内に枯死に至る難防除病害である。対策法として、抵抗性台木の開発が強く望まれているが、イチジクは罹病性である。一方、日本に自生するイチジク属野生種のイヌビワ(Ficus erecta Thunb.)は、イチジク株枯病に極めて強い抵抗性(免疫性)である。しかし、両種間の接ぎ木親和性は極めて低いため、イヌビワを台木として利用できない。そこで、抵抗性台木の素材開発を目的に、種間交雑体を獲得し、その病害抵抗性を評価する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2012/142b0_04_09.html |
カテゴリ | 病害虫 いちじく 受粉 台木 接ぎ木 抵抗性 病害抵抗性 びわ 品種 防除 |