タイトル | 高感度と安定性を備えたカンキツグリーニング病の診断用新規プライマーセット |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2011~2012 |
研究担当者 |
藤川貴史 宮田伸一 岩波 徹 |
発行年度 | 2012 |
要約 | カンキツグリーニング病原細菌アジア型の16S rRNA遺伝子の特有領域を用いた新規プライマーセットでは、PCR法による罹病樹検定で樹体内細菌密度や混入DNAの影響を受けにくい。 |
キーワード | カンキツグリーニング病原細菌、罹病樹検定、16S rRNA遺伝子、樹体内細菌密度 |
背景・ねらい | カンキツグリーニング病は我が国南西諸島で発生し、カンキツ栽培に深刻な被害をもたらしている。本病の根絶や発生分布域の縮小のため感染樹を速やかに伐採する必要があり、罹病樹かどうかの検定は高感度で安定した結果を得ることが重要である。現在、罹病樹検定はPCR法により行われている。しかし感染樹体内の細菌密度は季節により変動しており、低密度となる季節には安定した結果を得ることが困難である。また罹病樹検定を迅速かつ大規模に実施するためには、DNA抽出過程を省略したPCR法が期待される。そのため、極低密度の細菌であっても正確な診断が可能で、粗精製DNAからもPCR法を行うことができる高感度と安定性を備えたプライマーセットを新たに開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2012/152e0_01_12.html |
カテゴリ | 季節変動 その他のかんきつ |