タイトル | 飼料用米サイレージの調製貯蔵中にフモニシンは増加しない |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2010~2012 |
研究担当者 |
上垣隆一 井上秀彦 月星隆雄 遠野雅徳 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 飼料用米のサイレージ調製貯蔵中に、嫌気条件が保たれていれば、仮にフモニシン産生かびが存在しても、フモニシン濃度は増加しない。 |
キーワード | 飼料用米、サイレージ、フモニシン |
背景・ねらい | 近年、飼料用米の作付面積は増加しており、その貯蔵のための様々なサイレージ調製法が開発されつつある。一方で、収穫調製後にかびが発生しやすいことが問題となっており、かび毒の増加が懸念されている。飼料用米のサイレージ貯蔵の場合は、イネから頻繁にFusarium fujikuroi等のフモニシン産生かびが単離されることから、かび毒の中ではフモニシンが特に問題となる。フモニシンにはB1、B2等の同族体があり、腎および肝毒性を有し、馬の白質脳軟化等を誘発することが知られている。国内においてフモニシンの規制値は定められていないが、米国やEU等で、飼料や食品中に1~100mg/kgの規制値が設定されている。飼料の安全性と安全生産を確保するために、飼料用米のサイレージ貯蔵中におけるフモニシン産生の有無、および産生条件を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2012/120c6_04_19.html |
カテゴリ | 馬 飼料用米 |