タイトル | 鶏におけるケトン体産生亢進は抗酸化能低下を引き起こす |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2007~2008 |
研究担当者 |
大津晴彦 山崎 信 村上 斉 阿部啓之 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 高脂肪、低炭水化物、低タンパク質の「ケトジェニック飼料」を鶏に給与すると、肝臓におけるケトン体産生が亢進し、血液中β-ヒドロキシ酪酸濃度が上昇する。このとき、血液中脂質成分は変動し、血液中総抗酸化能は低下する。 |
キーワード | ケトン体、ケトジェニック飼料、ニワトリ、酸化ストレス |
背景・ねらい | 肝臓での脂肪酸酸化の中間代謝物であり、肝外組織のエネルギー源であるケトン体は、鶏において孵化直後、絶食時にその産生が亢進する。また、ケトン体は、エネルギー源としてのみならず、様々な生理活性を有することが知られており、哺乳動物の研究では酸化ストレスの調節が報告されている。従って、鶏においてもケトン体産生亢進時に酸化ストレス応答が調節され、その健全性に影響を与えると考えられる。しかしながら、鶏におけるケトン体の酸化ストレスへの影響は、明らかにされていない。そこで、本研究では、栄養により鶏の健全性向上を試みるための生理学的知見を得ることを目的とし、哺乳動物でケトン体産生を亢進する高脂肪、低炭水化物、低タンパク質飼料である「ケトジェニック飼料」を鶏用に設計し、給与試験を行うことにより、ケトン体の鶏酸化ストレスに対する作用を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
図表4 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2012/120c7_02_23.html |
カテゴリ | 大豆粕 とうもろこし 鶏 |