タイトル | カシューナッツ殻液は牛胃内のメタン生成に関連する微生物を減少させる |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2008~2010 |
研究担当者 |
真貝拓三 三森眞琴 永西 修 樋口浩二 小林洋介 竹中昭雄 |
発行年度 | 2012 |
要約 | カシューナッツ殻液を含む製剤を反すう家畜に給与すると、第一胃内のメタン生成古細菌が減少するとともに、メタン生成の材料を供給する水素・ギ酸産生菌も減少し、ルーメン発酵に由来するメタンガス発生量が抑制される。 |
キーワード | メタン低減、ルーメン発酵、カシューナッツ殻液、ルーメン細菌 |
背景・ねらい | 反すう家畜第一胃(ルーメン)に生息する微生物は、飼料を分解し発酵することにより、家畜に栄養を供給している。一方、ルーメン発酵に由来するメタンガス(温室効果ガス)は、全球におけるメタンの年間発生量の約3割を占めるなど、環境負荷要因であるだけでなく、飼料摂取エネルギーの最大15%の損失となることから、その低減が期待される。 抗菌成分を含むカシューナッツ殻液(CNSL)製剤を反すう家畜に給与すると、飼料消化率を落とさずにメタン生成量を低減できるが、その低減メカニズムは明らかになっていない。そこでCNSL製剤給与時のルーメン微生物相の変化を解析することで、メタン生成の低減メカニズムを明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2012/130e0_05_10.html |
カテゴリ | ナッツ |