タイトル | 鶏コクシジウムEimeria tenellaの病態を発現する発育ステージの同定と単離方法の確立 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 |
研究期間 | 2011~2012 |
研究担当者 |
松林 誠 八田岳士 辻 尚利 |
発行年度 | 2012 |
要約 | E. tenellaによる鶏コクシジウム症では、第2代無性生殖期虫体が宿主の盲腸粘膜固有層にまで侵入し大型化するため、感染4日目に血便を発症する。この発育ステージの虫体の単離には、レーザーマイクロダイセクションが有効である。 |
キーワード | 鶏コクシジウム、生活環、レーザーマイクロダイセクション |
背景・ねらい | Eimeria原虫によって引き起こされる鶏コクシジウム症は、例年おおよそ50~100件程発生しており、養鶏農家において生産性向上の確保に直結する重要な疾病である。しかし、病原性の高いE. tenellaでは、寄生部位となる盲腸組織内における詳細な生活環が未だ不明である。本研究では、鶏の盲腸におけるE. tenellaの詳細な生活環を明らかにし、それらの中で病態を発現する発育ステージを同定する。また、顕微鏡下で組織標本にレーザー光を照射して切り出しが可能なレーザーマイクロダイセクション(LMD)を用いて、組織中から病態関連虫体の単離を試みる。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/niah/2012/170a2_02_05.html |
カテゴリ | 治療法 鶏 |