タイトル | ハスモンヨトウのオスは中国などから九州・韓国南部へ長距離移動する |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2011~2012 |
研究担当者 |
大塚 彰 藤條純夫 |
発行年度 | 2012 |
要約 | ハスモンヨトウのオスは、5月から7月中旬の初夏までの期間に、低気圧や前線の南部に発生する南西風を利用して、九州や韓国南部に飛来することがあると推定される。その飛来源は、流跡線解析などから本種が周年発生している中国南部と台湾と考えられる。 |
キーワード | ハスモンヨトウ、長距離移動 |
背景・ねらい | ハスモンヨトウは、食葉性の害虫で寄主植物の範囲が広く、大豆など畑作物、野菜、花き、果樹まで被害が及ぶ。本種は熱帯起源で、どの生育ステージでも休眠性を示さないため、冬の気温が下がる中緯度地帯の日本では、南部の温暖な一部地域やビニールハウスの中でのみ越冬できると考えられている。そのため、夏期に発生する本種個体群の起源について関心が持たれ、土着個体群の他、長距離移動による海外からの飛来侵入の影響が議論されてきた。この研究では、5月から7月中旬の初夏までのシーズン初期を対象とし、ハスモンヨトウのオスが海外から飛来することがあることを、間接証拠を用いて推定する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2012/210d0_05_14.html |
カテゴリ | 害虫 大豆 フェロモン |