| タイトル | 農業用揚排水機場の管理記録に基づくリスク低減に向けた検討手法 |
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| 担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究所 |
| 研究期間 | 2010~2012 |
| 研究担当者 |
水間啓慈 國枝 正 |
| 発行年度 | 2012 |
| 要約 | 土地改良区等の施設管理者が蓄積する管理記録をもとに、フォルト・ツリーを用いて揚排水機場の突発事故発生のリスク低減に向けた対応策を検討する手法である。本手法により劣化兆候等の記録を蓄積することで、リスク低減策を検討することができる。 |
| キーワード | 揚排水機場、補修費、管理記録、リスク分析、フォルト・ツリー |
| 背景・ねらい | 全国の基幹的農業用揚排水機場は、2008年度末に、すでに47%(再建設費ベース)が標準耐用年数を超過しており、2018年度末の予測では75%と工種別で最大の超過割合の増加が見込まれている。また、管理職員の高齢化や国と地方の財政状況の悪化などにより、農業水利施設の管理体制の脆弱化が懸念されている。 このような状況に対し、農業用揚排水機場の機能保全の更なる効率化を図るためには、リスク分析を行うことが有効である。土地改良区が日常の操作管理を担う農業用揚排水機場においては、機械設備で一般的に行われるような精緻なリスク分析は困難であるが、リスク情報として活用し得る必要最小限の管理記録が保管されている。このため、土地改良区等の施設管理者により日常的に蓄積される管理記録をもとに、フォルト・ツリーを用いて揚排水機場の突発事故発生のリスク低減に向けた対応策を検討する手法を考案する。 |
| 成果の内容・特徴 |
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| 成果の活用面・留意点 |
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| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| 研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nkk/2012/411b0_03_05.html |
| カテゴリ | ストック データベース 水管理 |