タイトル | 市販ポテトチップのアクリルアミド濃度モニタリング手法 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所 |
研究期間 | 2006~2012 |
研究担当者 |
小野裕嗣 塚越芳樹 吉田 充 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 生イモから製造されたポテトチップ中のアクリルアミド濃度は、原料イモの成分や貯蔵条件、加工条件等の違いにより変動する。本手法を用いて製品の買取り調査を行えば、市販ポテトチップ中のアクリルアミド濃度の地域/ロット/銘柄/販売月による変動に加え、原料の作柄やメーカーの低減対策等に起因する年次変動を明らかにできる。 |
キーワード | アクリルアミド、モニタリング、ポテトチップ、リスク管理 |
背景・ねらい | 加熱食品中のアクリルアミドは、健康への悪影響を未然に防止する観点から優先的なリスク管理が必要とされる危害要因であり、行政や食品企業は様々な低減対策に取り組んでいる。生イモから製造される市販ポテトチップ中のアクリルアミド濃度は、原料イモの成分や加工条件等の違いで変動する。摂取リスクの評価や、リスク管理措置の効果の検証には、この変動による濃度のばらつきを考慮した上で全国規模のデータを得る継続的な実態調査を設計する必要があるが、有効性が検証されたモニタリング手法はなかった。そこで本研究では、アクリルアミド濃度の変動に対する地域/ロット/銘柄/販売月によるばらつきの寄与を検出可能な全国規模のサンプリング法を立案し、複数年のデータの解析から、モニタリング手法としての有効性を立証している。また、因果関係を直接立証するものではないが、調査期間中にメーカーが実施した対策の効果とみられる製品のアクリルアミド濃度の低下を検出している。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nfri/2012/180c0_01_42.html |
カテゴリ | 加工 モニタリング |