タイトル | 地上部の蒸散要求が水稲の根のアクアポリン発現の日周変動を引き起こす |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2009~2009 |
研究担当者 |
石川(櫻井)淳子 村井(羽田野)麻理 林 秀洋 アハメードアリファ 福士敬子 松本 直 北川良親 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 水稲の根の吸水に関わる膜タンパク質アクアポリンの発現量は日中に高く夜間に低い日周変動を示す。この日周変動は、地上部の蒸散要求が根に伝わりアクアポリン遺伝子発現を誘導することにより引き起こされる。 |
キーワード | 水稲、吸水、蒸散要求、日周変動、アクアポリン |
背景・ねらい | 植物の根の吸水量は日中に高く夜間に低い日周変動を示す。一方、吸水に関わる膜タンパク質アクアポリンの発現量も日中に高く夜間に低い日周変動を示し、このアクアポリン発現量の変動が吸水量の日周変動に密接に関わっていると考えられる。これまで、アクアポリン発現量の日周変動は植物の持つ概日リズムにより制御されると考えられてきたが、それ以外の要因が関わる可能性については検討されてこなかった。本研究では水稲を材料に用い、根の吸水量やアクアポリン発現量の日周変動の詳細を明らかにするとともに、日中における地上部の蒸散要求が根のアクアポリン遺伝子発現を強く誘導する可能性を探る。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/tarc/2012/112b0_02_09.html |
カテゴリ | 育種 栽培技術 水稲 水耕栽培 光条件 品種 品種改良 |