タイトル | 低根域温度及び低湿度が水稲の水分吸収と成長に及ぼす影響 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2007~2012 |
研究担当者 |
村井(羽田野)麻理 桑形恒男 石川(櫻井)淳子 林 秀洋 長菅輝義 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 13℃2週間の根域低温処理は、蒸散を持続的に抑制するとともに、葉面積拡大及び乾物生産を顕著に減少させる。その程度は低湿度条件でより大きい。 |
キーワード | 吸水、根域温度、水稲、成長 |
背景・ねらい | 水田の水温・地温は、気温以上に水稲の生育に大きく影響する。水温・地温は成長点を介した地上部の成長と根の吸水の双方を支配し、両者を込みにした影響を解析するのがこれまで一般的だった。しかし、根の吸水のみに及ぼす温度の影響も極めて大きく、水稲の根の水分吸収は約15℃の臨界温度を下回ると数時間以内に急激に低下する。水稲の低水温耐性向上に向けた改良形質をより明確にするためには、根域温度の低下が水稲の吸水およびその結果として各器官の成長に及ぼす影響を明確にすることが望ましい。本研究では、人工気象室で水耕栽培した水稲「あきたこまち」を材料に用い、成長点は気温(明期25℃暗期20℃)に晒した状態で根域のみを13℃の冷水に2週間浸し、蒸散(吸水)量、乾物生産、葉面積、形態の変化を追跡する。また、この時の湿度条件を2段階設定することで、吸水と各器官の成長の相互関係解明に資する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/tarc/2012/112b0_03_10.html |
カテゴリ | 温度処理 栽培技術 水田 水稲 水耕栽培 品種改良 |