タイトル | 出穂開花期の気温上昇に対するイネ8品種の稔実率の反応 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2005~2012 |
研究担当者 |
丸山篤志 W.M.W. Weerakoon 脇山恭行 大場和彦 |
発行年度 | 2012 |
要約 | イネの稔実率は開花期の気温上昇とともに高温域で低下し、その変化傾向は出穂後3日間の日最高気温を用いて推定できる。供試8品種の高温不稔の発生開始温度は34~39℃の範囲で、気温および穂温を基準とした場合の両方で品種間差が認められる。 |
キーワード | 育種、温度勾配チャンバー、高温障害、地球温暖化、熱環境 |
背景・ねらい | 熱帯・亜熱帯地域ではイネの高温不稔が度々発生しており、将来の地球温暖化により国内の温帯地域でも開花期の高温による花粉障害型不稔の発生が危惧される。インディカ2品種を含む国内外の8品種について、屋外の気象条件に類似した温度勾配チャンバー試験によって、品種による稔実率の温度反応および高温不稔が発生し始める基準温度の差異を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2012/210a2_02_02.html |
カテゴリ | 亜熱帯 育種 高温対策 品種 |