タイトル | 紫黒米の給与により暑熱環境下の種雌豚の血漿抗酸化状態が改善する |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2010~2011 |
研究担当者 |
松本光史 井上寛暁 山崎 信 村上 斉 梶 雄次 |
発行年度 | 2012 |
要約 | 豚の消化システムにより紫黒米から多量の抗酸化成分が遊離する。紫黒米を暑熱環境下の種雌豚に給与すると、摂食開始1時間後の血漿抗酸化能が有意に上昇する。 |
キーワード | 繁殖豚、暑熱、酸化ストレス、抗酸化成分、有色素米 |
背景・ねらい | 暑熱環境下の家畜の生産性低下には酸化ストレスが大きく関与すると言われる。赤米や紫黒米などの有色素米は、アントシアニン等の抗酸化成分を含有することから、豚が有色素米を消化吸収して抗酸化成分を体内に取り込むことが出来れば、暑熱環境下の酸化ストレス改善のための有効な飼料原料となる可能性がある。これまでに有色素米を養豚用飼料原料として活用した報告は見られないが、最近、飼料用米と食用米との識別のために、有色の飼料用米の開発が求められており、有色素米の豚での利用価値を早急に評価する必要がある。そこで、豚の消化システムが有色素米の抗酸化成分を遊離させることができるか、また、暑熱環境下の種雌豚への有色素米の給与が体内の抗酸化状態に影響を及ぼすことができるか否かを明らかにすることをねらいとする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2012/210c0_02_07.html |
カテゴリ | 飼料用米 とうもろこし 繁殖性改善 豚 |