タイトル | フタテンチビヨコバイの発生量は前年12月以降の気温・降水量に応じて変動する |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2004~2012 |
研究担当者 |
松倉啓一郎 吉田和弘 松村正哉 |
発行年度 | 2012 |
要約 | フタテンチビヨコバイの7~8月の発生の推移は7月1日の成虫密度と内的自然増加率との指数関数によって近似でき、発生量は前年12月と当年2月の気温、前年12月~当年3月の降水量、当年7月の気温に応じて変動する。 |
キーワード | 重回帰分析、飼料トウモロコシ、ワラビー萎縮症、温暖化、内的自然増加率 |
背景・ねらい | フタテンチビヨコバイはイネ科作物にワラビー萎縮症を引き起こす害虫である。本種は熱帯起源の昆虫であるが、近年の温暖化にともなって九州中南部での発生量が増加し、この地域の飼料用夏播きトウモロコシ栽培における重要害虫となっている。本種の発生量は年毎に著しく変動するが、その変動要因は明らかとなっていない。そこで、フタテンチビヨコバイの発生量に対する気象条件の影響を調査し、前年および当年の気温および降水量をもとに7~8月の発生量を予測する関係式を作成する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2012/210d0_03_12_01.html |
カテゴリ | 害虫 飼料用作物 とうもろこし |