タイトル | バクテリオファージのイネ内穎褐変病に対する防除効果 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2011~2013 |
研究担当者 |
畔上耕児 井上康宏 |
発行年度 | 2013 |
要約 | イネ内穎褐変病菌および近縁の細菌を溶菌するバクテリオファージを、本田の開花期のイネに散布すると、イネ内穎褐変病の発病を顕著に抑制する。 |
キーワード | イネ、内穎褐変病、Pantoea ananatis、ファージ、生物防除 |
背景・ねらい | 近年、消費者・生産者の減農薬・無農薬指向が高まり、環境に負荷を与えない防除方法の開発が求められている。バクテリオファージ(ファージ)は、特定の細菌のみに寄生して溶菌するので、標的とする病原細菌の生態や感染機構を考慮して施用するならば発病を抑制し、環境への負荷のない防除素材になる。しかし、ファージは紫外線等に弱く、屋外で単独施用しても速やかに失活してしまうため防除効果がほとんど見られないことが問題であった。そこで、近年夏期の高温により全国各地で多発しているPantoea ananatisによるイネ内穎褐変病を対象に、上記問題を克服する手法を考案し、防除効果を検証する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2013/narc13_s21.html |
カテゴリ | 病害虫 水田 耐性菌 農薬 防除 |