タイトル | 天敵類のピットフォールトラップ捕獲数に対する容器サイズの影響は限定的である |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2010~2011 |
研究担当者 |
外山晶敏 井原史雄 三代浩二 中野亮 |
発行年度 | 2013 |
要約 | ピットフォールトラップ調査において、対象種の生息密度が低くい場合や、分布に偏りがある場合、口径サイズの増加に伴う捕獲数の増加は必ずしもみられない。市販プラスチックコップの標準サイズ内であれば、容器サイズの影響は問題にならない場合が多い。 |
キーワード | ピットフォールトラップ、地表徘徊性天敵、ゴミムシ、クモ、ハサミムシ |
背景・ねらい | ピットフォールトラップは地表徘徊性節足動物を調査する最も一般的な手法である。今後、果樹生産現場においても、農業に有用な生物多様性指標種や土着天敵類の生息状況をモニタリングする調査手法の一つとして、利用の増加が見込まれる。本トラップの捕獲数には生息密度以外にも多くの要因が関与し、特にトラップ本体に用いる容器の口径サイズは捕獲数に強く影響することが予想される。そこで、一般的な利用が想定される市販のプラスチックコップの範囲において、捕獲数に対する口径サイズの影響を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2013/fruit13_s12.html |
カテゴリ | 土着天敵 モニタリング |