タイトル | 花器官特異的なサイトカイニン生合成遺伝子の発現によるトレニアの花形改変 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 花き研究所 |
研究期間 | 2005~2013 |
研究担当者 |
仁木智哉 間竜太郎 仁木朋子 西島隆明 |
発行年度 | 2013 |
要約 | サイトカイニン生合成遺伝子を、トレニアの萼片および花弁特異的に発現させると花弁数が増加し、花弁および雄蕊特異的に発現させると花冠の拡大、副花冠、花弁周縁の鋸歯が誘導される。 |
キーワード | サイトカイニン生合成遺伝子、トレニア、副花冠、鋸歯、形態形成 |
背景・ねらい | 八重、副花冠など、装飾性の高い花形の作出は、花きの経済的価値を向上させるための重要な育種目標である。トレニアの蕾にサイトカイニンの代謝阻害剤であるホルクロルフェニュロンを処理した場合、処理時の花芽発達ステージに依存して、花芽内の特定の部位でサイトカイニンシグナルが持続的に高まることによって、新たに副花冠や花弁周縁の鋸歯などの装飾的な花形が誘導される。そこで、この現象に基づき、サイトカイニン生合成酵素遺伝子のAtIPT4を、花器官特異的に発現誘導するAP1 およびAP3 のプロモーターの制御下でトレニアに導入することにより、花器官特異的なサイトカイニンシグナルの上昇と装飾的な花形発生との関係を明らかにし、遺伝子組換え技術による花形改変の可能性を示す。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/flower/2013/flower13_s05.html |
カテゴリ | 育種 トレニア その他の花き・花木・観葉植物 |