タイトル | キュウリうどんこ病抵抗性を制御するQTLの同定 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2007~2013 |
研究担当者 |
吹野伸子 吉岡洋輔 杉山充啓 坂田好輝 松元哲 |
発行年度 | 2013 |
要約 | うどんこ病高度抵抗性キュウリ系統CS-PMR1および中程度抵抗性品種「山東」の持つうどんこ病抵抗性には、それぞれ7カ所および2カ所のQTLが関与する。低温時に十分な抵抗性を発揮するためにはこれら9カ所のうち4カ所以上のQTLを持つ必要がある。 |
キーワード | キュウリ、うどんこ病抵抗性、低温、QTL解析、組換え型自殖系統 |
背景・ねらい | うどんこ病はキュウリ栽培において主要な病害の一つである。キュウリの収穫は連日行なわれるため化学合成農薬による防除は難しく、うどんこ病抵抗性品種が必要とされている。現行の抵抗性品種は中高温条件下(約25°C以上)で抵抗性を示すが、比較的低温条件下(約20°C以下)では罹病するため、秋から春にかけての発病が問題となっている。うどんこ病高度抵抗性キュウリ系統CS-PMR1は低温条件下においても高度の抵抗性を示すことから、抵抗性の育種素材として有望である。そこで、CS-PMR1および中程度抵抗性品種「山東」との交配由来の組換え型自殖系統(F2を個体別に何代も自殖で増殖した系統)を用いてうどんこ病抵抗性のQTLを同定する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/vegetea/2013/vegetea13_s05.html |
カテゴリ | 病害虫 育種 うどんこ病 きゅうり 抵抗性 抵抗性検定 抵抗性品種 農薬 春作 品種 防除 |