タイトル | メタン抑制剤ブロモクロロメタンはルーメン内還元的酢酸生成菌構成を変化させる |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2011~2013 |
研究担当者 |
三森眞琴 松井宏樹 田島清 真貝拓三 竹中昭雄 S.E. Denman C.S. McSweeney |
発行年度 | 2013 |
要約 | 反すう家畜からのメタン産生をブロモクロロメタン製剤により抑制すると、ホルミ ルテトラヒドロ葉酸シンテターゼ遺伝子で同定したルーメン内還元的酢酸生成菌の構成が大きく変化する。 |
キーワード | 反すう家畜、ルーメン細菌、還元的酢酸生成菌、メタン産生抑制、飼料効率 |
背景・ねらい | ルーメン微生物による発酵作用(ルーメン発酵)は飼料を分解して反すう家畜に栄養を供給している。しかし、ルーメン発酵により産生されるメタン(温室効果ガス)は飼料エネルギーの損失であることから、メタン産生の低減による飼料効率の増大が期待されている。メタン産生を抑制した場合、飼料効率と関連するルーメン内揮発性脂肪酸(酢酸、プロピオン酸、酪酸など)の濃度が増大する場合があることが知られている。しかし、メタン産生を抑制した時のルーメン内還元的酢酸生成菌の動態については調べられていない。そこで、メタン抑制剤であるブロモクロロメタン(BCM)またはフマル酸を牛に投与し た場合の還元的酢酸生成菌の動態を還元的酢酸生成菌に特異的なホルミルテトラヒドロ葉酸シンテターゼ(FTHFS)遺伝子を解析する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | |
図表2 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2013/nilgs13_s25.html |
カテゴリ | 飼料効率 |