タイトル | 肉骨粉製造工程におけるBSEプリオン不活化のPMCA法による迅速評価 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 |
研究期間 | 2008~2012 |
研究担当者 |
吉岡 都 松浦裕一 岡田洋之 下嵜紀子 山村友昭 村山裕一 横山 隆 毛利資郎 |
発行年度 | 2013 |
要約 | 牛肉骨粉製造工程で用いられる140°C、1時間の油脂加熱処理では、BSEプリオンは不活化されない。試験管内増幅法(PMCA)により、加熱処理後に残存する感染性を迅速に評価できる。 |
キーワード | BSE、プリオン、不活化、牛肉骨粉、PMCA |
背景・ねらい | BSE発生により、飼料として使用が禁止されている牛肉骨粉の有効利用には、BSプリオンの不活化技術とその評価法の開発が不可欠である。我が国の化製工場では、家畜残渣は140°C前後で20分~1時間、油脂中で加熱処理される。各種条件下でBSE感染材料を加熱処理し、処理後に残存する感染性および異常プリオン蛋白質(PrPSc)量との関連を調べ、迅速評価法を開発する。処理サンプル中に残存する感染性は牛プリオン蛋白質過発現マウスを用いた動物接種試験により評価し、PrPSc量は試験管内増幅法(PMCA)で評価する。 |
成果の内容・特徴 | BSE実験感染牛から調製した脊髄乳剤を140、160、180°Cで1時間または3時間、油脂(イエローグリス)中で加熱する。
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
図表5 | ![]() |
図表6 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/niah/2013/niah13_s15.html |
カテゴリ | 評価法 |