タイトル | カイコの糖鎖修飾関連酵素(グルコシダーゼII)の遺伝子単離と生産 |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 動物衛生研究所 |
研究期間 | 2007~2011 |
研究担当者 |
渡邉聡子 大田方人 藤山和仁 犬丸茂樹 |
発行年度 | 2013 |
要約 | 組換えタンパク質生産宿主であるカイコから、複合型糖鎖合成に重要な酵素の1つであるグルコシダーゼII(αおよびβサブユニット)遺伝子を単離する。両者の複合体発現により本来の基質となる糖鎖に対して高い活性を示す酵素が得られる。 |
キーワード | カイコ、糖鎖修飾、組換え糖タンパク質、グルコシダーゼII |
背景・ねらい | カイコを宿主とした組換えタンパク質生産システムは、生産量が高いことに加え付加される糖鎖が哺乳類に近いことからヒトや家畜などの糖タンパク質生産手段として有望である。哺乳類細胞ではグルコシダーゼII 活性が阻害されると付加される糖鎖が複合型からハイマンノース型へと変化するため、グルコシダーゼII が複合型糖鎖合成に重要な役割を果たしていることが知られている。より高機能な組換えタンパク質生産のためには糖鎖修飾関連酵素についての詳細を明らかにする必要があるが、カイコではそのほとんどが明らかにされておらず当該酵素も未解明である。そこで詳細な情報を得るため、当該酵素のαおよびβサブユニット遺伝子を単離し、遺伝子発現により本来の基質となる糖鎖に対して活性を有する組換えタンパク質を生産する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | |
図表2 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/niah/2013/niah13_s18.html |
カテゴリ | カイコ 桑 データベース |