タイトル | 低温育苗時の出芽期伸長処理と追肥による水稲品種「北陸193号」の苗質改善 |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2009~2013 |
研究担当者 |
大角壮弘 平内央紀 吉永悟志 |
発行年度 | 2014 |
要約 | 生育初期が低温な条件でインド型多収品種を育成すると、苗丈が短くなり、移植後の初期生育も抑制される。播種後、出芽器内での加温期間を延長し、苗を5cmまで伸長させ、置床後に追肥を行うことで、十分な苗丈を確保でき、移植後の初期生育も改善される。 |
キーワード | イネ、インド型多収品種、育苗、苗丈、移植後初期生育 |
背景・ねらい | 近年育成された多用途向け多収水稲品種には、低温に弱いとされるインド型品種が含まれる。また、晩生多収品種の栽培においては、早植すると登熟時の気象条件が改善される一方で、生育初期は低温となる。わが国の最多収品種である、晩生のインド型多収品種「北陸193号」は、早植時に苗丈が短くなる等の生育不良が生じ、移植作業時に支障をきたしたり、移植後に水没することで浮き苗や枯死株を増加させることが栽培現場で問題となっている。そこで、低温育苗時に「北陸193号」において生じる生育不良の程度を他品種と比較するとともに、苗形質と移植後初期生育の改善方策について検討する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/narc/2014/narc14_s02.html |
カテゴリ | 育苗 水稲 播種 品種 |