タイトル | リナロールの抗菌活性とウンシュウミカンでのリナロールを合成する遺伝子の発現 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2004~2014 |
研究担当者 |
島田武彦 遠藤朋子 藤井浩 Ana Rodríguez Leandro Pena 大村三男 |
発行年度 | 2014 |
要約 | カンキツ類の果皮に含有されるリナロールは、カンキツかいよう病や緑かび病菌に対して抗菌活性を示す。ウンシュウミカンの果実や葉では、これらの菌の接種や傷害処理によって、リナロール合成酵素遺伝子の発現量が増大する。 |
キーワード | カンキツ、リナロール、抗菌活性 |
背景・ねらい | カンキツ類の果皮に含有される香気成分には抗菌活性を示すものが含まれており、これらの成分を高含有化させることにより病害抵抗性を有する育種素材の開発が期待できる。このため、カンキツの主要病害に対して抗菌活性を持つ香気成分を同定し、当該成分の高含有化に向けてカンキツの香気成分生成に関連するモノテルペンやセスキテルペンの代謝制御機構を解明する必要がある。そこで、カンキツの主要病害であるかいよう病や緑かび病に対して抗菌活性を持つ香気成分を同定し、その合成酵素遺伝子を単離して遺伝子機能を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2014/fruit14_s14.html |
カテゴリ | 育種 温州みかん 抵抗性 病害抵抗性 ぽんかん その他のかんきつ |