タイトル | 稲麦サイレージ二毛作は食用麦との二毛作に近い経済性が見込まれる |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研究所 |
研究期間 | 2011~2014 |
研究担当者 |
恒川磯雄 |
発行年度 | 2014 |
要約 | 麦ホールクロップサイレージは飼料としての評価が高く、稲麦サイレージ二毛作は 農地と収穫機の有効利用、作業競合の軽減等の合理性もある。その経済性は、現行の助成 制度では平均的条件で食用小麦をやや下回るものの、経営経済的に成立する可能性は高い。 |
キーワード | 稲WCS、麦WCS、二毛作、収益性、水田転作 |
背景・ねらい | 稲麦WCS(ホールクロップサイレージ)の二毛作は、農地・機械等の経営資源の有効利用のみならず、収穫調製技術の向上を背景とした良質の国内産粗飼料の増産にも寄与が大きい。「ダイレクト収穫体系による飼料用稲麦二毛作生産技術マニュアル」は2013年に刊行されたが、今後の普及拡大には経済性の解明が求められる。現在の生産助成制度では稲WCSと食用麦は水田利活用と畑作物の助成により一定水準の収益性が確保できるが、水稲あとの麦WCSは二毛作助成のみで収益性は低いという認識が一般的である。その一方、一部では麦WCSに対する畜産側の需要を背景に稲麦WCS二毛作に取り組む事例もみられる。 本成果では、現行政策下における各作付体系の収益性を経済統計、事例調査、既往成果等から試算し相互に比較検討するとともに、取組事例の実態を踏まえ、稲麦WCS二毛作の経営経済性と成立可能性に関して、特に食用小麦作との比較を中心に検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2014/nilgs14_s04.html |
カテゴリ | 肥料 大麦 経営管理 小麦 コントラクター 収穫機 飼料用作物 水田 大規模経営 二毛作 品種 ライ麦 |