タイトル | コムギのクラスI、クラスII低温ショックドメインタンパク質は低温応答に関与する |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
研究期間 | 2007~2014 |
研究担当者 |
今井亮三 Mariana Radkova Pavel Vitamvas 佐々木健太郎 |
発行年度 | 2014 |
要約 | コムギには3クラスの低温ショックドメインタンパク質が見出される。クラスI、IIは分裂組織に蓄積し、低温により顕著に誘導される。クラスIIIは種子特異的に検出される。クラスI、IIのクラウン組織における蓄積は冬コムギで顕著である。 |
キーワード | コムギ、耐凍性、RNAシャペロン、低温ショック |
背景・ねらい | 小麦等冬作物の越冬形質の改良には耐凍性の向上が必要である。作物の耐凍性は低温への馴化により獲得されるが、その制御機構には不明な点が多い。これまでの研究で、耐凍性を制御する因子として低温ショックドメイン(CSD)タンパク質が同定されている。CSDタンパク質はRNAシャペロンとして、RNAの2次構造の解消において機能する。CSDタンパク質はシロイヌナズナにおいて一群の遺伝子の発現量を調節し、耐凍性を正に調節することが明らかになっている。本研究では、コムギにおけるCSDタンパク質ファミリーの存在を明らかにし、低温適応と深く関連するタンパク質を同定することを目的とする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/harc/2014/harc14_s06.html |
カテゴリ | 小麦 データベース |