タイトル | 二重ネット工法を用いた畦畔法面におけるシバ(Zoysia japonica)の植栽技術 |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究センター |
研究期間 | 2011~2014 |
研究担当者 |
伏見昭秀 橘雅明 長沼和夫 |
発行年度 | 2014 |
要約 | 農家や農業生産組織の組作業で行える二重ネット工法によって、急傾斜の畦畔法面においても、シバの植栽は容易にできる。植栽時に床土を入れることでシバ被度の拡大効果は大きい。 |
キーワード | 畦畔法面、二重ネット工法、シバ(Zoysia japonica)、農業生産組織、床土 |
背景・ねらい | 高齢化が深刻かつ畦畔率の高い中山間地域においては、畦畔管理における草刈り作業の安全性の確保と省力化が不可欠である。解決策のひとつとして、低草高で管理し易いシバ(Zoysia japonica)を主体とする芝生畦畔への植生転換が挙げられる。通常の雑草畦畔では年4回程度の草刈りが必要だが、芝生畦畔では夏期の草刈りを1回削減できる。さらに、芝生畦畔では足元の状況が確認し易く、草刈時に転倒の危険性が低い。しかし、従来の張芝工法やポット苗工法では、斜度30°から45°の畦畔法面における農家らによるシバの植栽は難しく、植生転換は進まない。そこで、芝生畦畔への速やかな植生転換のため、急傾斜の畦畔法面においても農家らによる植栽を容易にする二重ネット工法を供試し、従来の植栽工法との比較およびシバの被度拡大に及ぼす床土の効果を提示する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/warc/2014/14_004.html |
カテゴリ | 病害虫 畦畔管理 雑草 省力化 除草剤 中山間地域 品種 |