タイトル | 遅延蛍光計測によるダイズ種子の老化程度の評価 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2003~2014 |
研究担当者 |
壇和弘 大和陽一 今田成雄 杉江正美 |
発行年度 | 2014 |
要約 | 発芽率が低下したダイズ種子では、遅延蛍光強度が高い。発芽率と蛍光強度との間には負の相関関係が認められ、遅延蛍光強度の計測によりダイズ種子の老化程度を評価できる。 |
キーワード | ダイズ種子、老化、発芽率、遅延蛍光、紫外線励起光 |
背景・ねらい | 種子は老化に伴い、発芽率が低下する。一般的に、種子の老化程度を評価にするために、発芽試験が行われるが、結果を得るのに時間を要する破壊的な検査である。一方、種子に吸水させると微弱な蛍光発光が認められ、その蛍光強度を計測することで、種子の老化程度を評価できることが示唆されている。しかし、この方法では、種子に吸水させる必要があるため、破壊的な検査であるとともに、蛍光強度が低いため、計測に時間を要する。一方、紫外線を励起光として照射すると蛍光強度が高まることが知られている。そこで、老化程度が異なると考えられるダイズ種子に紫外線を励起光として照射することにより発生する蛍光強度と老化に伴う発芽率の低下との関係を明らかにし、種子の老化程度の迅速かつ非破壊的な評価手法を開発するための基礎的知見とする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2014/karc14_s11.html |
カテゴリ | 乾燥 大豆 |