タイトル | イネウンカ類の殺虫剤ピメトロジンに対する感受性検定法 |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2014~2015 |
研究担当者 |
真田幸代 松村正哉 辻本克彦 杉井信次 |
発行年度 | 2015 |
要約 | 殺虫剤ピメトロジンに対する感受性は、微量局所施用法による次世代幼虫数抑制効果を指標として検定できる。この検定法によってイネウンカ類の半数効果薬量(ED50値)が算出可能になり、イネウンカ類の本殺虫剤の感受性の変動をモニタリングできる。 |
キーワード | 薬剤抵抗性、トビイロウンカ、セジロウンカ、ヒメトビウンカ、微量局所施用法 |
背景・ねらい | 殺虫剤ピメトロジンは、近年の薬剤抵抗性ウンカ類に対しても密度抑制効果が高く、九州沖縄など西日本地域を中心に苗箱施用薬剤として普及が進んでいる。本剤はウンカ類の飛来源である海外においても使用量が増えていることから、薬剤抵抗性の発達が懸念されており、感受性検定によるモニタリングが必要である。しかし、ピメトロジンはウンカ類に対して吸汁行動と産卵に抑制作用を示すものの、即効的な殺虫効果が不明瞭なため、ウンカ類で標準的な手法である微量局所施用法による半数致死薬量(LD50値、50% lethal dose)が算出できない。そこで、微量局所施用法による次世代幼虫数抑制効果を指標として半数効果薬量(ED50値、50% effective dose)を算出するピメトロジンの感受性検定法を新たに開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2015/15_068.html |
カテゴリ | 病害虫 抵抗性 農薬 播種 ヒメトビウンカ 病害虫防除 防除 モニタリング 薬剤 |