タイトル | 北部九州におけるべんがらとモリブデン化合物で種子を被覆した水稲湛水直播 |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2011~2015 |
研究担当者 |
原嘉隆 秀島好知 八田聡 岡崎泰裕 |
発行年度 | 2015 |
要約 | 北部九州において、べんがらとモリブデン化合物などの混合粉を被覆した水稲種子を湛水土壌中に直播することで、従来法に劣らない十分な苗立ちと収量が得られる。従来法に比べて被覆資材量が少ないため、被覆にかかる費用と手間が軽減される。 |
キーワード | 水稲、湛水直播、苗立ち、べんがら、モリブデン |
背景・ねらい | 水稲作において、直播は省力な方法と期待されるが、湛水直播では種子被覆など、苗立ち確保のために費用と手間がかかり、普及があまり進んでいない。また、北部九州の麦後の直播では地温が高く、土壌還元が進行しやすい。そこで、土壌還元で生じる硫化物による苗立ち阻害を軽減するためのモリブデン化合物(三酸化モリブデン)と、種子の流亡を抑制するためのべんがら(酸化鉄)と、接着のためのポリビニルアルコールを混合して種子に被覆するべんがらモリブデン被覆を簡易な被覆法として開発した(2013年度研究成果情報)。そこで、現地水田において本法での苗立ちと収量を従来法の過酸化Ca剤被覆と比較するとともに、普及がみられた農家水田での苗立ちと収量を調査する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/karc/2015/15_008.html |
カテゴリ | 病害虫 乾燥 除草剤 水田 水稲 スクミリンゴガイ 大豆 農薬 播種 品種 |