タイトル | 出芽期大豆の核内タンパク質群は冠水ストレスにより同調的に抑制される |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 作物研究所 |
研究期間 | 2011~2015 |
研究担当者 |
小松節子 平賀勧 Xiaojian YIN |
発行年度 | 2015 |
要約 | 冠水ストレス下の大豆において、プレmRNAプロセッシングおよびプレリボソーム構築が抑制され翻訳が阻害される。さらに、ヒストンH3を中心とするクロマチン構造が変化する。 |
キーワード | 大豆、出芽期、湿害、プロテオミクス、核タンパク質 |
背景・ねらい | 大豆は出芽期の数日間の冠水ストレスで根に障害が発生し、その後の生育遅延を引き起こす。大豆の湿害を生育初期に回復することは、わが国における水田転換畑での大豆栽培のリスクを低減させ、生産性の安定・向上に貢献する。オミクス解析を用いて、湿害発生機構を解析すると、非常に多くのタンパク質、遺伝子および代謝物が変動しており、鍵となるタンパク質を絞り込むことは困難である。そこで、核プロテオミクス解析により、代謝系の上流で変動するタンパク質群を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nics/2015/nics15_s06.html |
カテゴリ | 湿害 水田 大豆 品種 |