タイトル | リンゴ園の地表面管理が土壌および果実の放射性セシウム濃度に及ぼす影響 |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2011~2015 |
研究担当者 |
草塲新之助 松岡かおり 阿部和博 味戸裕幸 安部充 佐久間宣昭 斎藤祐一 志村浩雄 木方展治 平岡潔志 |
発行年度 | 2015 |
要約 | リンゴ園では、地表面管理の違いにより土壌中の放射性セシウムの分布に違いが生じるものの、事故発生後4年間はリンゴ果実の放射性セシウム濃度への影響は認められない。雑草、落葉等の地表面有機物に含まれる放射性セシウム量は年ごとに大きく減少する。 |
キーワード | リンゴ、放射性セシウム、地表面管理、中耕 |
背景・ねらい | 東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物質のうち、セシウム137は半減期が約30年であり長期的な影響が懸念される。 過去の調査から、果樹園に降下した放射性セシウムは、多くが根の少ない土壌表層に存在しており、事故後に発生した新生器官に蓄積された放射性セシウムは、樹体表面に付着した放射性セシウムが直接吸収、移行したことが主因であると推察されている。しかし、果樹栽培で行われる草生栽培、中耕、堆肥施用などの地表面管理が、地表面付近に蓄積している放射性セシウムの果樹園での動態や樹体による経根吸収に及ぼす影響は明らかでない。このため、リンゴ園の地表面管理が土壌、果実の放射性セシウム濃度(以下、濃度)および地表面有機物に含まれる放射性セシウム量に及ぼす影響を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2015/fruit15_s23.html |
カテゴリ | 病害虫 雑草 除草剤 りんご |