タイトル | ウンシュウミカンの食味関連成分の変化を少なくする貯蔵温度 |
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担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所 |
研究期間 | 2011~2015 |
研究担当者 |
松本光 生駒吉識 |
発行年度 | 2015 |
要約 | ウンシュウミカンを5℃で貯蔵すると、外観は良好であるにもかかわらず、代謝変化が起きてアミノ酸の1つであるオルニチンが急増する。一方それより高い10℃付近の貯蔵温度では代謝変化が起こりにくく、アミノ酸等の食味関連成分の変化が少ない。 |
キーワード | ウンシュウミカン、収穫後温度、オルニチン、食味関連成分 |
背景・ねらい | ウンシュウミカンなどのマンダリン類の貯蔵温度は、腐敗防止や外観保持の観点から、3~5℃の低温が推奨されている。しかし、近年、この温度域でマンダリン類を貯蔵すると、見た目は良好であるにもかかわらず、食味が劣化することが知られはじめている。そこで、収穫直後と種々の温度で2週間貯蔵した果実の果肉中の食味関連成分(糖、有機酸、アミノ酸)のプロファイルをLC/MS/MSにより分析・比較し、収穫後の成分変化が少なく、収穫直後の成分プロファイルを維持しやすい貯蔵温度を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
図表3 | |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/fruit/2015/fruit15_s22.html |
カテゴリ | 温州みかん 温度管理 品種 良食味 |