タイトル | チャトゲコナジラミの有力天敵シルベストリコバチには2つの遺伝的系統がある |
---|---|
担当機関 | (国)農業・食品産業技術総合研究機構 野菜茶業研究所 |
研究期間 | 2009~2015 |
研究担当者 |
上杉龍士 佐藤安志 屋良佳緒利 |
発行年度 | 2015 |
要約 | シルベストリコバチは、チャの侵入害虫チャトゲコナジラミの防除に活用が期待される天敵寄生蜂である。日本に分布するシルベストリコバチには由来が異なる2つの遺伝的系統が存在し、野外のチャトゲコナジラミには両系統が寄生する。 |
キーワード | 寄生蜂、侵入害虫、生物的防除、天敵、分子系統解析 |
背景・ねらい | シルベストリコバチEncarsia smithi(図1)は、トゲコナジラミ類の有力な天敵寄生蜂として知られる。1900年代初頭に我が国に侵入したカンキツ害虫ミカントゲコナジラミAleurocanthus spiniferusは、1925年に中国から導入されたシルベストリコバチにより、極低密度に制御されている。また、近年我が国の茶園で被害を拡大させている侵入新害虫チャトゲコナジラミAleurocanthus camelliae(図1)に対しても、本種の寄生による密度抑制効果が報告されている。そこで、本種の利用によるチャトゲコナジラミの効率的管理技術開発の基礎とするため、シルベストリコバチの分子系統関係を解析する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/vegetea/2015/vegetea15_s21.html |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 生物的防除 茶 防除 その他のかんきつ |