| タイトル |
580から595nmの波長ピークを有するLEDはバレイショの緑化を軽減する |
| 担当機関 |
(国)農業・食品産業技術総合研究機構 北海道農業研究センター |
| 研究期間 |
2010~2012 |
| 研究担当者 |
山田龍太郎
森元幸
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| 発行年度 |
2015 |
| 要約 |
収穫後のバレイショ塊茎を光が当たる場所で取り扱う必要がある場合、580から595nmの範囲内に波長ピークを有するLEDを用いることで色素の生成を軽微に抑えることが可能であり、外観品質の劣化を軽減できる。
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| キーワード |
バレイショ、緑化、クロロフィル、アントシアニン、LED
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| 背景・ねらい |
バレイショ塊茎は曝光により緑化し、色素を作成することによる色彩的外観の劣化を引き起こす。収穫後のバレイショ塊茎は消費者に販売するまでの期間、遮光して暗黒下に置くことである程度品質の劣化を抑制することは可能であるが、管理作業時と販売段階での曝光は不可避である。そこで、近年普及の著しいLEDにより特定の波長に限定することで、バレイショ塊茎の緑化を軽微に抑えることをねらいとする。
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| 成果の内容・特徴 |
- 580から595nm(黄色)および515から535nm(緑色)の波長ピークを有するLEDは、蛍光灯の場合と比較してクロロフィルとアントシアニンの生成量を抑制する(図1、2)。
- 黄色と緑色の光は同程度の抑制効果があるが、現場においては自然光に近い580から595nm(黄色)のLEDが利用しやすいと考えられる(図3)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 市販されている一般的な黄色LEDによる効果であり、現在の蛍光灯や水銀灯と交換するだけで効果が期待できる。
- 現在、貯蔵庫等では緑化を防ぐために、光量が少ない状態で管理作業を行っており、黄色LEDを用いることで光量を確保し、作業効率を上げる効果が期待できる。
- 照射範囲を制限可能な頭具と組み合わせることでより効果が期待できる。
- 抑制効果の大きさは品種によって異なる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 研究内容 |
http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/harc/2015/harc15_s23.html
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| カテゴリ |
ばれいしょ
品種
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