タイトル | カリ無施用のポット栽培試験による放射性セシウムの玄米への移行リスク評価 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 東北農業研究センター |
研究期間 | 2015~2016 |
研究担当者 |
藤村恵人 佐久間祐樹 齋藤隆 石川哲也 江口哲也 松波寿弥 太田健 高橋義彦 木方展治 |
発行年度 | 2016 |
要約 | カリ無施用ポット栽培試験を行うと、現地圃場試験に比べ土壌中交換性カリ含量が極端に低下しやすく、交換性カリ含量が低下した条件における放射性セシウムの玄米への移行リスク増大を単年度で評価できる。 |
キーワード | 放射性セシウム、交換性カリ含量、ポット試験、玄米、移行係数 |
背景・ねらい | 2011年3月の東京電力福島第一原子力発電所の事故により放出された放射性セシウム(137Csと134Cs、RCs)の吸収抑制対策として、水稲では土壌中交換性カリ含量(ex-K2O)25 mg 100g-1を基準としたカリの上乗せ施用が実施されている。RCsの自然減衰などにより、この吸収抑制対策の基準見直しが必要になっているが、ex-K2Oが低下した場合には玄米へのRCs移行リスクが増大することがある。しかし、現地では吸収抑制対策を連年継続しているためex-K2Oが高く維持されている圃場が多く、ex-K2Oが低下した場合のRCs移行リスクを圃場にて短期間で評価することは難しい。そこで、圃場に比べて栽植密度が高く、根域が制限されるためにカリが不足しやすいポット栽培試験において、カリ肥料を施用せずに水稲を栽培し、ex-K2Oが低い条件における玄米へのRCs移行リスクを評価する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/tarc/2016/tarc16_s08.html |
カテゴリ | 肥料 水田 水稲 |