タイトル | シソ科植物に含まれるロスマリン酸は筋細胞のエネルギー消費を促進する |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 西日本農業研究センター |
研究期間 | 2013~2016 |
研究担当者 |
阿部大吾 齋藤武 野方洋一 |
発行年度 | 2016 |
要約 | シソ科植物に含まれるポリフェノールであるロスマリン酸は、培養筋細胞のグルコースおよび脂肪酸の利用を促進する働きを持つ。その作用機序としては、エネルギーセンサーの役目を果たすタンパク質AMPKを活性化することにあると推定される。 |
キーワード | シソ科植物、ロスマリン酸、筋細胞、エネルギー消費 |
背景・ねらい | 社会問題となっている生活習慣病の予防には全身のエネルギー管理が有効である。骨格筋は最大のエネルギー消費器官であることから、骨格筋におけるエネルギー消費の促進は生活習慣病の予防につながることが期待できる。青シソ、赤シソ、エゴマなどのシソ科植物は近畿中国四国地域における重要な地域特産作物である。シソ科植物の茎葉にはポリフェノールの一種であるロスマリン酸が含まれており、抗アレルギー作用や抗酸化作用などを有することが知られている。本研究ではロスマリン酸の培養筋細胞におけるエネルギー消費促進効果を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/warc/2016/warc16_s04.html |
カテゴリ | えごま しそ 輸送 |