タイトル | ビワの品種別寒害発生気温 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 |
研究期間 | 2014~2016 |
研究担当者 |
杉浦俊彦 谷本恵美子 橋口浩子 稗圃直史 蔦木康徳 山田英尚 熊本修 阪本大輔 紺野祥平 |
発行年度 | 2016 |
要約 | 主産県における春季のビワ幼果の生存率と年最低気温との間には強い相関があり、その回帰式から、主力品種の寒害発生気温は、「田中」が-5.0°C、「茂木」が-4.1°C、「なつたより」が-3.4°C、「長崎早生」が-2.9°Cである。 |
要約(英語) | |
キーワード | 生存率、適地、年最低気温、幼果 |
背景・ねらい | 温暖化の進行に伴い、暖地果樹であるビワの生産拡大が期待されている。ビワはわが国で栽培される主要な果樹では、唯一、秋冬期に開花し、厳冬期に幼果が存在するため、寒害が多発する。このため、寒害発生の有無が栽培適地を決めているとともに、栽培品種も寒害発生程度に応じて選択されている。しかしながら、これまで寒害発生温度の品種間差は、必ずしも定量的に評価されていなかった。そこで、新規開園する場所や新規に栽植する品種の選択を合理的に実施可能にするため、主産地における品種別の寒害発生状況を総合的に解析し、品種別寒害発生温度を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nifts/2016/nifts16_s26.html |
カテゴリ | 生産拡大 びわ 品種 |