タイトル | ハダニの土着天敵であるハダニクロヒメテントウは日本国内に広く分布している |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門 |
研究期間 | 2008~2016 |
研究担当者 |
岸本英成 北野峻伸 |
発行年度 | 2016 |
要約 | ハダニ類の有力土着天敵ダニヒメテントウ類のうち、ハダニクロヒメテントウは、北海道から九州にかけて広く分布する優占種である。一方、従来優占種とされたキアシクロヒメテントウは採集記録が静岡県以西に限られる。 |
キーワード | ハダニクロヒメテントウ、キアシクロヒメテントウ、ダニヒメテントウ類、ハダニ、土着天敵 |
背景・ねらい | ダニヒメテントウ類は、難防除害虫ハダニ類に対する捕食量の大きい有力天敵として世界的に広く知られている。従来、日本国内の農生態系で優占する種はキアシクロヒメテントウStethorus japonicus H. Kamiyaとされてきたが、近年、果樹園および周辺植生に発生するダニヒメテントウ類を精査したところ、長らく国内に生息しないとされてきたハダニクロヒメテントウS. pusillus (Herbst) の発生が再確認され、しかもキアシクロヒメテントウと混発する事例も観察された。そのため、過去の研究のなかでキアシクロヒメテントウとみなされてきたものの中には2 種が混同されてきた可能性が考えられ、土着天敵によるハダニ防除の研究を推進していくうえで、両種の生息状況をあらためて把握する必要がある。そこで、従来キアシクロヒメテントウが生息するとされてきた北海道から九州における両種の発生状況を解明する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nifts/2016/nifts16_s07.html |
カテゴリ | 病害虫 害虫 土着天敵 防除 |