タイトル | 昆虫に汎用性のある細胞死誘導システムの開発 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 生物機能利用研究部門 |
研究期間 | 2013~2016 |
研究担当者 |
笠嶋(炭谷)めぐみ 瀬筒秀樹 山本大介 笠嶋克己 松岡裕之 |
発行年度 | 2016 |
要約 | カイコで開発したマウス細胞死誘導因子Bax(mBax)の過剰発現により任意の組織に細胞死を誘導できるシステムの有効性をマラリア媒介蚊(ハマダラカ)で証明した。標的にした唾液腺では特異的に細胞死が誘発される。 |
キーワード | 昆虫改変、遺伝子組換え、アポトーシス、細胞死、マラリア媒介ハマダラカ |
背景・ねらい | 遺伝子組換えカイコでは産業化に際し、系統の流出防止や飼育管理のための不妊化技術が必要とされ、マウスの細胞死誘導因子mBaxを利用して生殖に必要な組織に細胞死を誘導できるシステムが開発され、有効性がカイコの絹糸腺で確認されている。この細胞死誘導システムの昆虫での汎用性を証明するため、ハマダラカの雌唾液腺特異的プロモーター(AAPP)を用い、マラリア媒介ハマダラカをモデルとしてmBaxによる細胞死誘導システムの汎用性を検証する。ハマダラカは遺伝子組換え技術が確立されており、その唾液腺はカイコの絹糸腺と相同な器官である。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/nias/2016/nias16_s12.html |
カテゴリ | 病害虫 カイコ 防除 ミツバチ |