タイトル | フィリピンのサトウキビ単作地域における地下水への窒素負荷量の推定 |
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担当機関 | (国研)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2011~2020 |
研究担当者 |
後藤 慎吉 安藤 象太郎 安西 俊彦 |
発行年度 | 2017 |
要約 | 地下水の窒素汚染が懸念されるフィリピンの代表的なサトウキビ栽培地域での窒素負荷量を推定した。地表面への窒素の負荷源として、肥料・家畜排泄物・人排泄物・降雨があるが、地下への潜在的な窒素負荷の多くは、肥料由来の窒素である。 |
キーワード | サトウキビ単作, 地下水, 窒素負荷, 窒素収支, 島嶼環境 |
背景・ねらい | フィリピンは主要なサトウキビ生産国の一つで、なかでもネグロス島は、全国の栽培面積の約6割を占める代表的なサトウキビ単作栽培地域である。地下水が重要な水資源となっているが、土壌が透水性の高い石灰岩層から成っているため、地表に投入された窒素は速やかに地下に浸透し地下水汚染を引き起こす。そこで地下水中の硝酸態窒素(NO3-N)濃度の実態調査を行う。また年間の窒素排出量を用いて、代表的なサトウキビ栽培地域であるネグロス島北部における様々な窒素インプット量から全インプット量を求め、各寄与率を推定する。また窒素収支を試算し、地表面への窒素インプットによる地下への潜在的な窒素負荷を推定する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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オリジナルURL | https://www.jircas.go.jp/ja/publication/research_results/2017_a02 |
研究内容 | https://www.jircas.go.jp/ja/publication/research_results/2017_a02 |
カテゴリ | 肥料 さとうきび 施肥 |