タイトル | ギニアヤムのゲノム情報の解読および性判別マーカーの開発 |
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担当機関 | (国研)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2011~2020 |
研究担当者 |
山中 愼介 村中 聡 高木 洋子 Tamiru Muluneh 寺内 良平 Asideu R |
発行年度 | 2017 |
要約 | ヤマノイモ(Dioscorea)属作物の一種であるギニアヤム(D. rotundata)の全ゲノム配列を世界に先駆けて解読した。得られたゲノム情報からギニアヤムの性別を決定するゲノム領域を同定した。この領域に特異的な性別判定マーカーを用いることで品種改良を加速できる。 |
キーワード | ギニアヤム, 全ゲノム配列, 性別決定領域, DNAマーカー, 品種改良 |
背景・ねらい | アフリカではヤムが主食として広く栽培され、「ヤムベルト」と呼ばれる西アフリカのギニア湾岸一帯で、世界の生産量の約95%(5,400万トン)が生産されている(図1)。特にギニアヤム(D. rotundata)は、この地域の食生活に欠かすことのできない重要な主食作物であると共に、農家の主要な換金作物である。しかし、利用対象が地下部であり、経時的な栽培試験や調査が難しいなどの理由から、生産性や品質向上に向けた育種研究はほとんど進んでいなかった。また、雌雄が品種・系統によって異なり、開花しないと性別が判断できないことも効率的な育種の大きな妨げとなっていた。こうした状況を踏まえ、ヤムの育種の効率化を図るため、その基盤となる科学的情報の整備や技術開発に関する国際共同研究を実施している。本研究では、ヤムのDNA情報に基づいた育種を可能にするため、ギニアヤムのゲノム配列を解読する。また、ゲノム情報を基に性別を決定する遺伝子座を同定し、幼植物期での性別の推定を可能にするDNAマーカーを開発する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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オリジナルURL | https://www.jircas.go.jp/ja/publication/research_results/2017_b02 |
研究内容 | https://www.jircas.go.jp/ja/publication/research_results/2017_b02 |
カテゴリ | 育種 遺伝資源 DNAマーカー 品種 品種改良 むべ やまのいも |