タイトル | ダイズの干ばつ耐性に関わる遺伝子GmERA1の機能を解明 |
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担当機関 | (国研)国際農林水産業研究センター |
研究期間 | 2016~2020 |
研究担当者 |
小賀田 拓也 永利 友佳理 藤田 泰成 山岸 紀子 吉川 信幸 |
発行年度 | 2017 |
要約 | GmERA1遺伝子の発現を抑制したダイズでは、乾燥ストレスに対する生理応答が促進され、干ばつ耐性が向上する。 |
キーワード | ダイズ, 干ばつ耐性, ウイルスベクター |
背景・ねらい | 世界各地で頻発している大規模な干ばつはダイズ生産に大きな影響を与えており、干ばつ耐性品種とその育種素材の開発が求められている。シロイヌナズナなどのモデル植物を用いた研究からは、干ばつ耐性に関わる遺伝子が多数同定されている。その一つであるシロイヌナズナAtERA1遺伝子については、AtERA1遺伝子の発現を抑制することで干ばつ耐性が誘導されることが報告されている。ダイズのAtERA1相同遺伝子 (GmERA1) についても干ばつ耐性に関わることが推定されるが、その遺伝子機能については解析されていない。一方、ダイズの研究においては、遺伝子機能の解析をするための植物材料の準備が課題の一つとなっている。そこで本研究では、短期間で植物材料を準備することが可能であるウイルスベクターを用いた実験手法を使用し、干ばつ耐性に関わることが推定されるダイズGmERA1遺伝子の機能を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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オリジナルURL | https://www.jircas.go.jp/ja/publication/research_results/2017_b08 |
研究内容 | https://www.jircas.go.jp/ja/publication/research_results/2017_b08 |
カテゴリ | 育種 乾燥 植物ウイルス 大豆 品種 りんご |