タイトル | カンショ「ダイチノユメ」、「こなみずき」栽培によるネコブセンチュウ密度抑制効果 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2010~2012 |
研究担当者 |
鈴木崇之 岩堀英晶 安達克樹 |
発行年度 | 2017 |
要約 | サツマイモネコブセンチュウのレースSP2発生圃場でカンショ「ダイチノユメ」、「こなみずき」を栽培しても、被害はほぼ発生しない。これらの品種の栽培翌春の作土では線虫密度が低くなり、次作のカンショ「コガネセンガン」の被害もやや軽減される。 |
要約(英語) | |
キーワード | サツマイモ、サツマイモネコブセンチュウ、線虫抵抗性品種、レース |
背景・ねらい | 南九州地域(宮崎県及び鹿児島県)のカンショ生産ほ場では、サツマイモネコブセンチュウ(以下線虫)が広く発生している。この線虫は、カンショ品種に対する寄生性の違いから複数のレースに分けられ、南九州地域では、SP2が主要レースと報告されている。これまでカンショでは、線虫発生ほ場において塊根の被害症状や根系の根こぶ形成を基準に選抜することで、線虫抵抗性品種が育成されてきたが、育成段階で抵抗性強とされる品種の中には、被害は受けないものの線虫を増殖させる品種が含まれている。一方で、近年抵抗性強の品種の中でSP2を増殖させないSP2抵抗性の品種が普及しつつある。そこで、SP2抵抗性の原料用カンショ品種「ダイチノユメ」、「こなみずき」をSP2発生圃場で栽培した場合の被害状況、線虫密度抑制効果及び次作の被害軽減効果について明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/4th_laboratory/karc/2017/karc17_s02.html |
カテゴリ | かんしょ 抵抗性 抵抗性品種 品種 |