タイトル | ワクチンを核としたホオズキのウイルス病防除技術 |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2015~2017 |
研究担当者 |
冨高保弘 米田恵美 児玉泰 石松敏樹 臼井真奈美 黒木修一 早日早貴 櫛間義幸 久保田健嗣 田中穣 |
発行年度 | 2017 |
要約 | 栽培中のホオズキに感染しているウイルス種を判別し、次作ではこれに対応する単独あるいは複数のワクチンを予め接種した親株の地下茎を苗として利用する。これにより、ウイルス病の症状が抑制され、品質が向上する。 |
キーワード | ワクチン、ホオズキ、栄養繁殖、トバモウイルス |
背景・ねらい | ホオズキは、ナス科ホオズキ属の多年草で、種子あるいは栄養繁殖により主として中山間地域で栽培される。本作物には、タバコ微斑モザイクウイルス(Tobacco mild green mosaic virus: TMGMV)、トマトモザイクウイルス(Tomato mosaic virus: ToMV)が単独あるいは重複感染してえそ症状等を引き起こすことが知られている。それらウイルスは土壌伝染するため、実生由来の健全苗を定植しても感染し、被害が顕在化している。そのため、現行では主たる防除法として土壌消毒が実施されているが、ホオズキは中山間地域で栽培されていることに加えて、担い手の高齢化のために作業が大きな負担となっており、省力的かつ効果の高い防除法の開発が望まれている。ホオズキは専ら栄養繁殖によって栽培されるために、ワクチンを一旦ホオズキに接種すると後代まで効果が持続すると考えられる。そこで、TMGMVワクチンおよびToMVワクチンを用いた防除法を開発し、効果を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/popular/result110/2017/17_079.html |
カテゴリ | 病害虫 栽培技術 たばこ 中山間地域 土壌消毒 トマト なす 繁殖性改善 防除 ほおずき |