タイトル | イネウンカ類の薬剤感受性検定のための和文・英文マニュアル |
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担当機関 | (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究センター |
研究期間 | 2014~2017 |
研究担当者 |
松村正哉 真田幸代 藤井智久 |
発行年度 | 2017 |
要約 | イネウンカ類の薬剤感受性検定法や飼育法を記載したマニュアルである。和文・英文で記載していることから、日本はもとより飛来源で薬剤抵抗性の程度(感受性の高低)を調べることに活用できる。 |
キーワード | トビイロウンカ、セジロウンカ、ヒメトビウンカ、微量局所施用法、飼育法 |
背景・ねらい | イネウンカ類(トビイロウンカ、セジロウンカ、ヒメトビウンカ)の発生と被害は2005年頃から増加し、トビイロウンカは西日本を中心に、ヒメトビウンカは関東以西の広範囲で問題となっている。近年の多発要因として薬剤抵抗性の発達が挙げられている。 一般に、害虫の薬剤抵抗性は、ある場所で同じ薬剤を使い続けることで発達する。一方、ベトナム北部や中国南部から毎年飛来するイネウンカ類では、飛来源での薬剤の多用によって抵抗性が発達し、抵抗性個体群が日本で発生するという特徴がある。このような害虫では、日本のみならず、飛来源における薬剤抵抗性の程度(感受性の高低)を調べる必要がある。しかし、飛来源であるベトナムや中国では同一手法による継続的な薬剤感受性の調査は行われていない。その原因として、検定法のマニュアルが整備されていないことが挙げられる。また、国内においても適切な防除を行うために薬剤感受性検定を行う必要がある。そこで、イネウンカ類の薬剤感受性検定のための和文・英文マニュアルを作成する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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研究内容 | http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/popular/result110/2017/17_057.html |
カテゴリ | 病害虫 害虫 抵抗性 ヒメトビウンカ 病害虫防除 防除 モニタリング 薬剤 |